2013年3月27日水曜日

気温と水温と塩分濃度と釣りと魚

大潮 下げからの上げ

三月もそろそろ終わり、選抜高校野球も始まってて桜もちらほら咲き始めている。
周りはすっかり春という感じなのに、釣りはまだまだ寒い。釣果も寒いし。

3/26はモロさんと14時過ぎから西宮のいつものポイントへ行ってきました。そこへ行くまでモロさんは東の方の様子を見てきたそうですけど、どうもだめだったらしい。「大潮はあかんねぇ」と言いつつ移動。

大潮の下げからの上げ3分あたりからなので期待大なんですけど、一投目から?????と言う状態で頭の中も????

何が????かというと、いつも巻いている速度で巻いてもルアーが動いていないと言うか、手ごたえが感じられ無い。このルアーをこれぐらいの速度で巻けば感じられる手ごたえってありますよね?MVで言えば「テールフックにゴミがついてテールの動きが抑制されている」と言えば分りやすいでしょうか?

"水が軽い"という表現もありかも知れません。とにかく軽い、手ごたえが無いので、アイの位置をセンターにしたり、底を取ったりしましたがキビレもチヌも、もちろんシーバスも当たりも存在も皆無な状態。魚ッ気が全くないので途中休憩したりしながら、なんでもう何だろうと考えていたんですが、多分、個人的な考えですけど、塩分濃度による水自体の比重の違いではないか?とピンときました。

西宮のいつもの所は流入河川の影響が大きく、大潮で目いっぱい下げた所に河川の真水が狭い場所にたくさん入っていたのではないか?と言うことがルアーの動きに影響しているんじゃないかと。比重の比率を調べるとこんな感じらしいです。(気圧とか温度で変化する)

比重比率 淡水:海水=1:1.023



アクアリウム、ダイビング関係のサイトがこの話題に突っ込んでいる人たちがいます。基本的に温度、塩分濃度が上がると比重が上がると言う事のようです。
比重が上がる=水自体の単位重量が増える 事になりますから、インジェクションされたプラスチック系のルアーではより浮力が上がり、遊泳深度も浅くなるだろ と思いますが、メタル系バイブレーションの場合は? いわゆる水掴みが増える事になるから、よりぶるぶる感が出ると考えていいのではないかと。

もう一つ、3/26は水も冷たかった。これも河川の流入による影響なのか?どうかは定かでないけど、戻ってきたルアーを触ると冷たい。で、大阪湾の海水温の状態を調べると、例年よりは高いようだ。となると流入河川の水が冷たかったのか。

大阪湾水温速報  測定地:岬町沿岸
最近7日間の水温
月/日03/2003/2103/2203/2303/2403/2503/26
本年度12.612.012.312.312.712.712.5
平年11.011.011.111.111.211.211.3
偏差(本年度-平年)1.61.01.21.21.51.51.2
(昨年度)10.010.210.29.910.310.29.2

去年より3℃も高い? そういえば去年はシーバスが釣れ出したのが4月だったような気がする。
タイプRさんが釣っていた和歌山(のどこかは知らないけれど)紀伊水道より南側は水温が高そうだ。

結論的に強引にまとめれば、今の時期にシーバスを狙うのであれば、

  • 小場所の流入河川のある場所では下げから上げに向かっている時は駄目かも
  • 水温が上がる事を考えれば、デイゲームをするならお天気の良い日
  • 風が吹いているなら風裏 
淡水用のルアーと海水用のルアーの違いってこう言う所を考えて作られているのか?ちょっと疑問なんで、インジェクション系のルアーで試してみようと思う。

釣りの結果?  私はボーズですよ。モロさんは45位の立派なキビレ! 少し潮が重くなった一瞬だったらしい。さすが!!


Date : 2013/03/26
Rod : TideMark Artesano Castasia TMACS-93/06
Reel : Biomaster 3000 HG
Line : Sea Bass PE Power Game 20lb
Shock Leader : VARIVAS Shock Leader Fluoro Carbon 16lb
Lure :  MV74 / MV65

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