2013年7月28日日曜日

バイオマスター通常メンテナンス

中潮 今日は釣りに出かけないから関係ないけど

製造からゆうに30年は経過している
バイオマスターをはじめとしたシマノ スピニングリールの通常メンテナンスはいったいどうすればいいのか? ディープな分解清掃やベアリング交換はいいから、普通のメンテナンス時のオイル注油場所はどこなんだ? と言ったご意見を頂戴しましたので記載しておきます。

画像は全く関係ないけどAbu Ambassadeur 5000 多分1967年ごろ製造のTさん所有の物です。私のSX-1600C Morrum(左)と並べてみました。


さすがにこの当時『AbuGarcia for life』と謳われていただけあって、まだまだメンテナンスすれば使えそうです。

シンプルな構成部品
内部構造もシンプルで、消耗品もあまり構成されていないことから長く使えるものとなっている構造となってます。

今回はアンチリバース機構が動かないということであずかりましたが、内部の部品の破損などなく分解清掃だけで治りました。

こういったところがabu社のリールの魅力かもしれませんね。







シマノ スピニング リールの注油箇所

基本注油部分
釣行後の洗浄が終わったという前提であれば、十分に乾燥させた後、釣行前などに注油する。注油箇所はシマノの指定箇所だけで良い。

ハンドル内部やメインシャフト部、ラインローラー部等に目につく汚れが残っている場合などは綿棒などできれいにしておく。





バイオマスターで私の場合
1.ドラグノブ、スプールを外す
  スプールは標準の物ではありません。












2.メインシャフト基部にオイルを噴く(ローラークラッチ部 ローラーベアリングへの塗布のために少し多めに)











3.スプールベアリングにオイルを噴く(通常はスプールブッシュ)













4.ラインローラー オイルインジェクションにオイルスプレーの吹き出しノズルを差し込みオイルを噴く

ラインローラー表面にオイルが噴出したときは、ふき取っておく







5.ベール両側のベール摺動面に、ノズルに残った程度の少量のオイルを流し込む(本来はグリス)

オイルスプレーのノズルに残ったオイルが流れ込む程度で








反対側の摺動面にもオイルを流し込んで、ベールアーム取付カム固定軸にもオイルを少量流し込む










5.ハンドルを外し、メインギア ベアリング部と、内部にオイルを噴く

まずはベアリング部に










ボディ内部にも

反対側のスタンドを外して同様の注油を行う。(工具が必要になるので邪魔くさいから私はあまりしない)








6.ノズルに残ったオイルをハンドル基部に流す

吸い込まれるように流れていくので、ハンドルシャフトへの注油になる(と思う)








7.ハンドルの根元に注油

少々でOK、通常はブッシュが入っている場所なのであまり必要なが、私はベアリングに変えているので。

ハンドルノブの部分にオイルが付いたら洗い流さないと腐食の恐れがある.....とシマノの取扱説明書には書かれてあるけど、今まで腐食したことはない

8.ハンドル トップ側の名盤を外して注油
工具を使って邪魔くさいから普通はしない。何回も取り外したり、ぶつけたりしているので名盤が割れている。






この作業であれば工具も必要ないし、1~2分程度の時間で済むので、私はいつも釣行直前にシュッ、シュッと言う感じで注油している。

シマノ純正オイルにも何種類か有って電動リール用等があるので購入する時には注意が必要。
通常は『シマノ メンテナンス リールオイルスプレー SP-013A』になる。

オイル道場には純正オイルの他に純正ドラグ グリスや工具なども販売しているから結構便利。

これで分かるかな?

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