2013年8月16日金曜日

11バイオマスター メンテナンス(最終)


シマノ 11バイオマスター メンテナンスの最終回。
取りあえず一通り網羅してきたけれど、最後のドラグ部分は特に考えることや悩むことはないぐらい簡単。 道具もラジオペンチとピンセット位だから。

メンテナンス前のスプール 上部、ドラグ部分。
一年ぐらいの使用で結構ドラグ グリスが出てきてます。
よく見ると、ドラグ座金の抜け止めバネ(4角形のワイヤ)にはドラグのフェルトがついている。
結構消耗しているようです。



ドラグ部分は構成部品の順序を間違えなければ特に難しい所はなく、ドラグ 抜け止めバネの切れ目を探して、丁寧に外していくとドラグを構成している部品が順に外せます。

ピンボケですけど、写真下側になっちる切欠き部分の片側から外していけば良いだけ。

結構フェルトがついているのがピンボケでもわかる。






上から順番にはずした順で並べるとこういう感じ。
座金=>フェルト=>座金=>フェルト=>座金=>フェルト  となっている。

構成物を取り外したら、スプール内側を清掃する。結構、汚れがたまっているのできれいにふき取っておく。

この時、ドラグ座金の抜け止めバネが嵌っていた溝もつまようじなどできれいにしておく。案外こういうところにゴミがたまっていたりするものである。






こりゃまたピンボケだけど、すり減ってスプール内側に溜まっていたドラグ フェルトのカス。

ドラグ グリスにまみれてます。











取り外した部品もきれいに拭いて、フェルトは軽くふく程度で。力を入れすぎると、古いフェルトはちぎれてしまう。

今回はドラグ グリスに『ダイワ純正 トーナメント グリスⅢ』を使用した。

きれいにしたフェルトに適当にグリスを塗り、指で塗り拡げる。ただこれだけ。

後は順番を間違えずに部品を元に戻し、ドラグ座金の抜け止めバネを溝に嵌め込めば良い。
ドラグ フェルトの間に挟まれている金属座金には耳付と言われる突起があるので、フェルトがこの部分に重ならない事だけ注意する。

一年使用した11バイオマスターでも結構な量のフェルトのカスがついていたので、ドラグ フェルトは消耗品と考えるのがよさそうだ。

シマノ純正部品の値段は一枚¥100円。

何かの部品を注文するついでに予備を頼んでおくとしよう。

2 件のコメント:

  1. ドラグのフェルトは自分のもだいぶんカスが見えてます。

    メンテした方がいいのは分かってるんですが、放置してしまっております。

    なーんか開けるの怖いんですよね。

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    1. 思ったより消耗が早い気がするのはエイのせいかもとか思っちゃいます。
      フェルトは切れていなければ良いんですけど、切れててまた入れ直すのはちょっとね。
      分解組立は簡単なんで、そーっと開けて見てから交換するかどうか決めてもいいかもしれません。

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コメント有難うございます。