2013年10月22日火曜日

11バイオマスター 4000HG 逝く

傷もなくきれいなドライブギア
あれこれとメンテナンスをして、巻き心地に問題もなく、異音もせず使っていたシマノ 11バイオマスター 4000 HG。

10月の始めのサヨリに苦戦していた頃に

ゴリッ ゴリッ と周期的なゴリ感がでたので、使用を即中止。

ツインパワー 4000 XGにバトンタッチした。 使い始めてちょうど1年半。週末アングラーさんの3倍以上は釣りに出かけているし、メタルバイブの早巻きばかりしていたから寿命と割り切ってもいいが、大きな不満も損傷もないし修理してみることに。

BioMaster 4000HG
そんな無茶な使い方はしていない?と思いつつ、ピニオンギア、ドライブギアに傷、歪みでも出たかなと思って、早速分解すると

汚れが若干あるぐらいで、写真のようにきれいなピニオンギア、ドライブギア。傷はないしバックラッシュもない。

となるとメインシャフトにガタでも出ているのかとツインパワー 4000XGと比べたりしたがそうでもなさそう。





ボディを開けたまま、半組状態でドライブギアにハンドルを付けて調べていくと、ウォームシャフトで上下の動きを出している摺動子が上側に上がった時にドライブギアと当たっているような気がする。

ドライブギアには厚みの違う二種類のクリアランス調整用 ワッシャ(座金 7X10)が二枚入っていたので、摺動子が当たらないように取り外して組み立てたり、ドライブギアの反対側に組み込んでドライブギアが全体的に摺動子に当たらない方向に移動するようにしたりしたが、全く治らない。

あと残るのはウォームギアと摺動子のクリアランスは問題なさそうなので、摺動子をガイドしている2本のシャフト 摺動子ガイド。

昔のバイオマスターってウォームシャフトと、この2本の摺動子ガイドの位置調整ができたはずなんだけど(思い違いか?)、11バイオマスターは固定穴が開いているだけで調整ができないようだ。



一応 念のため、ピニンオンギア、ドライブギアを新品の物に交換したけど症状は同じように出るので、さらにピニオンギアを位置決めしているボールベアリング 上下も新品に交換、ドライブギアの左右のボールベアリングも交換してみたが、やはりだめだった。

予備の新品部品のストックがこれぐらいしか持っていなかったので、摺動子ガイドX2本と摺動子、ウォームシャフト周りの部品をオーダーして待つことに。

いつものように約1週間程度で連絡が入ったので受け取りに行って、早速交換してみる。
一気に分解

一気に分解してボディ内部を清掃し摺動子を交換しようと、摺動子をメインシャフトから取り外そうとした時

あれ? 

摺動子をメインシャフトに止めているネジが緩んでいる!








このネジ 緩んでやがった。

パーツもそろえているので、どうしようかと悩んだ挙句、ネジをきちんと締めて再度組み込むことに。

ついでにグリスアップ。



組み込んで回転を確かめると、ゴリ感は確かになくなった。 が今度はメインギアのバックラッシュが気になる。前もこんなにあった? ん~ ツインパワー 4000XGと比べると、雲泥の差。

再度ばらして、メインギアとピニオンギアを新品に交換し、再び組立。

やっぱり変わらない。 となると、メインギアの位置決めをしているボディが歪んだか? ちょっとボディーのネジの締め方でごまかせるかどうか今度試してみよう。

ん~ 悩みは尽きない。  しばらくこの状態で様子を見ることにする。

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