2013年3月24日日曜日

大阪湾 海水温の話

中潮

スズキ、シーバスの生態と海水温の関係から2013/03/22のブログに少し海水温に付いて書いたけれど、気になったので気象庁や海上保安庁だけでなく、身近のデータがないか調べてみたのでそのまとめ。

スズキ、シーバスの生態に関する海水温との関係は、釣り、漁業者、研究者等、さまざまな関係の方が書かれているので明確に答えを得ることも難しいかと思う。

海水温に関してのデータは気象庁、海上保安庁のほかに各都道府県 水産試験場、もしくはそれに該当する団体等のホームページで公開されている。
阪神間で関係しそうなのは大阪府と兵庫県なのでリンクを掲載しておく。



兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター 「水温観測情報」
地方独立行政法人 大阪府立 環境農林水産総合研究所 「水産」=>「データベース」=>「大阪湾水温速報」


水温のほかに潮汐データも発表しているところのもあり、面白いのは予測値と実測値のリアルタイムデータを表示していた海上保安庁 近畿地方 リアルタイム潮位データ
私たちが釣りに行った時に何度も見ている潮位グラフ、タイドグラフって結構ずれてたことがわかる。予測値なので当たり前ですけど、潮止りからの動き始めがタイドグラフより早く動き始めてたなんてこともあり、実釣時間をスマホやデジカメで撮って、後から比較すれば、これはこれで面白いと思う。

さて海水温に話を戻して、実際私がスズキの生態、特に海水温との関係を調べる時にgoogle先生で使ったキーワードは、"水産試験場"と"スズキ"、"生態"でした。
でも出てきた結果はほとんどが釣り人がどこかから転記転載したようなものばかりだし、人名”鈴木”さんでどうも引っかかって思うような検索結果が得られなかった。

オンライン上での魚類図鑑などを調べると

好適水温(産卵期) 12℃~18℃  平均水温15℃  捕食適水温14℃~24℃

3月の今の時期だと水温が12℃を超え始めているのでそろそろ適水温ということでしょうか?

水温が上がりすぎると、プランクトンの増加などにより酸素量の低下が始まるらしく、潮通しの良い沖合等に移動するようで......で、あそこな訳ですよ。 なるほどね。

水温に関係すると言えば、スズキは雑食性なのでシーズンで好んで食べているベイトが違うってことは有名。となるとベイト自体の適水温とスズキの適水温が重なれば、それってベイトさえ見つけることができれば釣れる可能性は高いっていうことになるのかな?

こんなことばかり考えているとそれこそ夜も眠れません。

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