タカ君と話をしていた際に、ルアーを引いている時にシュリシュリと音がするという話から、タカ君のバイオマスター 4000HG ノーマル仕様のラインローラー部分も分解清掃すことにした。
購入は2012年10月との事で、約8か月程度メンテナンス無、洗浄もしていない状態で経過しているが、彼は仕事の関係で12月から2月いっぱいは釣には出かけていなかった。実使用は大体半年程度ではないかと思われる。
半ば強引に(ブログネタの為に)持ってきてもらい、早速分解すると想像に反して内部の汚れはほとんどなかった。
汚れのほとんどない内部構成部品 |
つまらんなぁ~と思いながらも、音がするというので、パーツの洗浄をしながら、ベアリングの回転の確認をしてみると.....
ゴリ感が出まくり、回っているが回転が重い。試しにノーマルのメンテ済みのベアリングを同じ様に綿棒を突っ込んで回転させるとスルスル回る。
タカ君にも確認してもらったが『全然ちゃいますね~』と。 そりゃこんだけ重かったら音も出るわと思いつつ、内部の錆を疑い、純正オイルスプレーをドボドボとベアリングにかけると.....
内部から錆びた汁が.... |
錆がオイルで流れ出してきた。
念入りにオイルで洗浄して(本当はパーツクリーナーに漬け込みたかったけど)グリスを揉み込む。カバータイプのベアリングだからグリスは掛けるだけでは内部に入り込まないので、揉み込んでやる。
その後に再び回転を確認すると、かなりましになった。
一応、オイルをかなりかけたので、使用後の洗浄と使用前のオイル注油はお願いして、次回また音が出たらベアリング交換となるだろうという話をしたっけ? したよね?
今回はラインローラー部分だけだったけど、スプールを外していたので、シャフトとローラークラッチ部分の奥のベアリングも清掃と注油、メインギヤの左右のベアリングも注油。
シマノ純正オイル&グリスを買うと丁寧な注油箇所が記載されている説明書が付いていた。
オイル&グリスの品質は大したものじゃないけど、こういう説明書は初心者にはありがたい、キチンと注油禁止箇所も書かれてある。
シマノ スピニングリールの注油禁止箇所はロータークラッチ部、ローラーベアリングの所。
オイルが青でグリスが赤と言うのもわかりやすい。
組み立てた後に、ベイルアームにラインが引っ掛かることがあるというので見てみると、かなりの置き傷でベイルアームが傷だらけになっていた。
指をあてると確かに引っかかりがあるので、耐水ペーパー#1000の細かいヤスリをあてて修正。
リールスタンドを付けている私のバイオマスターにはベイルアームの傷はほとんどなかったことから、あのリールスタンドが役に立っていることがわかった。
内部の汚れのなさの違いの原因もほぼこれだろうということがわかったけど、まだ私とタカ君だけの結果だけなので結論は保留。だけど多分間違いなく有る物の違いで内部の汚れ方が大幅に変わってくる。
純正ベアリングもメンテナンスしなければ一年以内でゴリゴリになって回転抵抗が増すことはわかった。SARBでも洗って乾かさなきゃダメなのね。 やっぱ塩水だもんね。
私はメンテとか出来ないんで、メーカーにベアリング交換出しました。2000円でした。
返信削除今度1200円でメンテして下さい(笑)
タツオ
タツオさん、堪忍してよぉ
削除それってベアリングの値段だしぃ