2013年8月24日土曜日

プラスチック系ルアーの修理

割れてひびが入ってアイもガタガタ
中潮 8/24 雨なので出動していない、一部コアな方は出動して釣っているみたい

全然関係無いが漁師 ダストさん ありがとう!!

で、本題



プラスチック系の普通のルアーが割れてしまい使えなくなった時の私の修理方法。

橋脚、テトラ際等のストラクチャー打ちが大好きな私にとって、プラ製インジェクションのルアーは消耗品となってしまう運命にある。メタル バイブもぶち込んじゃうけど....

SASUKEとか結構いい値段がするのでおいそれと買い直すわけにもいかず、ひび割れたところから浸水して使えなくなったルアーを山積みにしていた数年前、プラリペアという補修製品?を見つけた。

原理などはメーカーホームページで確認してもらえばいいと思う。
造形補修剤 プラリペア

欠損してしまったルアーは補修不可能だけど、ひび割れ、リップの欠損、アイ部分の合わせ目が開いた時等には有効な手段として活用している。

補修後の強度も問題なく、特に補修後に塗装などはしたことがないけど、塗装も問題なく行えるらしいし、何より速乾で5分ほどで硬化する。ヤスリなどで仕上げる場合はもう少し時間を置いた方がより確実。

今回のサンプルはローリング ベイト。フロント アイの前側にヒビが入り、前後アイはガタガタで、特にフロント アイは根本がプラスチックの合わせ目が開いて、中の錘ががたがた音がするぐらい。

修理の手順


  • 補修前に真水で洗い、きちんと乾燥させておく。特にSASUKEやKOMOMO等の重心移動が有る場合はボールウェイトが錆びている場合があるので、水抜き用の穴をあけてもいいだろう

  • 補修箇所をヒビに合わせてカッターで溝を作る
深く掘る必要はなく、広く浅くV字型に掘る






私の場合、こんな感じで適当に掘ってます




  • メーカーさんの言う『ニードル法』で溝に合わせてプラリペアを流す込む感じで
心もち、リキッドを多め、粉を少なめの状態の方が溝に合わせやすい

粉が足りなければ粉だけをニードルにつけて足してもいい

ニードルで流し込んでいるところはさすがに一人では写真は取れないんで


フロントのヒビとアイの部分はこんな感じ

次にリア フック アイ部分

こんな感じでニードルからリキッドを押し出しながら、粉を付けて補修部分に差し入れていく












リアの補修完了














最後に欠損したリップ?部分


これぐらいの欠損なら型も取らずに直接盛る














ピンボケだけど、分かりやすく黒の粉で盛ってみた。この後ヤスリで削れば出来上がり。











パッケージ裏の説明書
結構簡単に補修できます。
私の場合、子供のプラレールやプラモデル、ノートパソコンの修理とか、ネジ切れた雌ねじの再生なんかに重宝してます。

かなり簡単なので試してみてください

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